研究課題/領域番号 |
15K06489
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
森川 龍哉 九州大学, 工学研究院, 助教 (00274506)
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研究分担者 |
田中 將己 九州大学, 工学研究院, 准教授 (40452809)
東田 賢二 佐世保工業高等専門学校, その他, 校長 (70156561)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 塑性変形 / 力学物性 / 構造材料 / 結晶性材料 / 加工硬化 / 相当塑性ひずみ |
研究成果の概要 |
これまで使用してきた電子線リソグラフィを活用した微細マーカー法に加えて,集束イオンビームによるマーキング法を模索し,ビーム電圧や電流といった各種条件の最適値を得て,300nm程度の間隔でのドットマーキングを可能とした.これらのマーキング法を,実用鋼のうちフェライトやマルテンサイト,ベイナイトといった内部組織の大きく異なる相を複合させた複合組織鋼に適用し,引張変形に伴う各相内部の塑性ひずみ分布を見積もることに成功した.その結果,メゾスコピックなスケールでの塑性変形の不均一性を可視化させることができ,硬相による塑性変形拘束のため軟相での局所ひずみが増大する傾向をより微細な領域において明らかにした.
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