研究課題/領域番号 |
15K06496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
小林 覚 東京工業大学, 物質理工学院, 准教授 (60455847)
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研究協力者 |
袁 哲トウ
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 組織制御 / 析出 / 状態図 / 回復・再結晶 |
研究成果の概要 |
当該研究では,δフェライト相の共析型分解反応を利用したLaves相の析出制御技術に基づいたフェライト系耐熱鋼の新たな強化法の構築を目指し,以下の成果を得た:(1)本反応経路においてLaves相の微細析出を可能とする相界面析出を生じさせるための金属学的手法を得た。(2)相界面析出により形成されるLaves相の微細分散により,組織の回復に対する抵抗の増加を通じて,高温低応力側条件におけるクリープ寿命が向上する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は従来とは異なる新たな金属学的手法によりフェライト系耐熱鋼を強化する技術基盤の構築を目指した研究であり,得られた成果は金属材料の高温強化法の開発及び機構解明において役立つとともに,火力発電プラント等の熱機関の高効率化、長寿命化技術への発展が期待される。
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