研究課題/領域番号 |
15K06510
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
兼子 佳久 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 教授 (40283098)
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研究分担者 |
内田 真 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 講師 (90432624)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ステンレス鋼 / 強ひずみ加工 / 引張変形 / 疲労 / 双晶 / マグネシウム合金 / ECAP / 超微細粒材料 |
研究成果の概要 |
オーステナイト系ステンレス鋼に対し,150℃という比較的低いダイス温度の条件で1回または2回のECAP加工を施した。2パス加工については,双晶密度を増加させたり,組織を均質化させたりするために,1パス後および2パス後に熱処理を施した。600℃での中間熱処理を施すことで双晶密度が47%まで増加し,最大引張強度も1160MPaに達した。1パス加工材については熱処理によって低サイクル疲労における繰返し軟化が抑制され,高サイクル疲労における疲労強度が増加した。しかし,2パス材では,熱処理無しでも非常に優れた疲労特性を有しており,それらのに及ぼすは熱処理の追加的な効果は低かった。
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