研究課題
基盤研究(C)
感温性と磁性を有するメソポーラスシリカ(MS)吸着剤の合成を行った。MS上にヘマタイトを析出させ,それを還元して,マグネタイト被覆MSを合成した(MMS)。このMMSにPNIPAMを被覆した(Amino-PMMS)。熱重量測定の結果,PNIPAMは約2.4 wt%存在していることが分かった。また,Amino-PMMSは磁石に良く引き付けられた。Amino-PMMSはメチルオレンジを室温では,約0.19 mmol/g吸着したのに対し,PNIPAMの相転移温度以上では,約0.08 mmol/gしか吸着しなかった。これは,このAmino-PMMSが温度応答性を有する吸着剤であることを示している。
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化学工学論文集(印刷中)
巻: -
化学工学論文集
巻: 42 号: 3 ページ: 107-112
10.1252/kakoronbunshu.42.107
130005152192
http://www.gipc.akita-u.ac.jp/~physchem/