研究課題/領域番号 |
15K06537
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
高橋 博 秋田大学, 理工学研究科, 准教授 (70197169)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 電気透析 / 1価陽イオン選択性膜 / バイポーラー膜 / コバルト / リチウム / 分離 / バイポーラ―膜 / イオン交換膜 / 選択分離 / リサイクル |
研究成果の概要 |
水解用バイポーラー膜および1価陽イオン選択性バイポーラー膜を用いる電気透析法により,リチウムイオンとコバルトイオンの分離ならびに硝酸の再生を行った。1価陽イオン選択性を付与したバイポーラー膜を用いる電気透析法ではリチウムイオンの選択性が29程度を示し,リチウムとコバルトが良好に分離された。 また,上記電気透析槽中に水解用のバイポーラー膜をさらに設置すると,リチウムとコバルトの分離と同時に硝酸の再生が進行した。これらの結果より,1価陽イオン選択性バイポーラー膜ならびに水解用バイポーラー膜から成る電気透析法は,リチウムとコバルトの分離と硝酸の再生に関して有効な手法であることが明らかとなった。
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