研究課題
基盤研究(C)
バイオマスは輸送などの困難さのため発生地での高密度化を考えていく必要があり、経済的に転換する手法の開発が必須である。このための技術の一つに熱分解が挙げられるが、多量の反応性の悪い重質タールを生成する欠点を持つため、本研究では、多糖類が分解する300℃程度の低温度領域までの加熱にとどめ選択性を高めたうえで、添加物により糖脱水物の含有率を6割以上にできた。生成したタールの模擬物質としてレボグルコサンを水熱反応によりさらに有価性の高い糖脱水物の含有率を増加させることが可能であることを明らかにした。
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