研究課題/領域番号 |
15K06566
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
市橋 祐一 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (20362759)
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研究分担者 |
西山 覚 神戸大学, 工学研究科, 教授 (00156126)
谷屋 啓太 神戸大学, 先端融合研究環, 助教 (30632822)
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連携研究者 |
谷屋 啓太 神戸大学, 先端融合研究環, 助教 (30632822)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 触媒反応 / 選択酸化 / フェノール合成 / Cu/HZSM-5 / DFT計算 / FT-IR / ベンゼンの気相接触酸化反応 / フェノール合成反応 / 銅担持ゼオライト触媒 / 量子化学計算 / 成形体触媒 / ルイス酸点 / 骨格外アルミ |
研究成果の概要 |
工業的に重要な化合物であるフェノールの新規合成法として、ベンゼンの酸素による気相接触酸化反応触媒の開発を行った。Cu/HZSM-5触媒にAlを添加し反応を行ったところ、Alの添加により著しいフェノール収率の向上が観測され、その原因解明のためFT-IR測定を行った。結果、骨格外のAlがルイス酸としてベンゼンと相互作用をしていることがわかり、このAl種がCu上でのベンゼンの酸化が促進されることが示唆された。このFT-IR測定とDFT計算の結果から、Cu/HZSM-5触媒上でのベンゼンの酸化機構について明らかとした、さらに工業用触媒の開発のため成形体Cu/HZSM-5触媒の開発にも成功した。
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