研究課題/領域番号 |
15K06567
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
西山 覚 神戸大学, 工学研究科, 教授 (00156126)
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研究分担者 |
市橋 祐一 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (20362759)
谷屋 啓太 神戸大学, 先端融合研究環, 助教 (30632822)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | メタン / 二酸化炭素 / ドライリフォーミング / 水素製造 / ニッケル触媒 / 炭素質蓄積 / 活性劣化 / 反応機構 / 二酸化炭素削減 / 電子顕微鏡観察 / セリウム添加 |
研究成果の概要 |
CH4およびCO2のパルス実験から活性成分のNi表面では,CH4→C+2H2の反応が進行していることが明らかとなった.これまでの報告されているCHx中間体のx=0の炭素種(coke)にまで脱水素される.生成したcokeは反応中間体であるが,活性劣化を引き起こす種でもある.生成するcokeには少なくとも2種類存在し,一方は,より低温で除去される高活性coke,もう一方は,反応性が極めて低いcokeでこれが活性劣化の原因であることがわかった.劣化をもたらすcokeと反応中間体であるcokeを区別できるので,活性を犠牲にせずに安定性を高める可能性が示された.
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