研究課題
基盤研究(C)
本研究では、固体酸性を持つゼオライトと水素を活性化する能力を持つ金属種の複合を通した複数の機能を併せ持つ固体触媒の開発を目的とした。ゼオライトの酸性水溶液での洗浄は、複合する金属(ニッケル・モリブデン)粒子の巨大化に繋がり、塩基性の水溶液での洗浄は、金属粒子の微小化を促すことが見出された。複合固体触媒を用いた脂肪酸エステルの水素化反応では、酸または塩基洗浄によるゼオライトがもつ酸性質の制御が、脂肪酸エステルの転換効率および液体燃料油の生成効率の向上に繋がることが見出された。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 5件、 招待講演 4件)
Catalysis Today
巻: 303 ページ: 185-190
10.1016/j.cattod.2017.08.023