研究課題/領域番号 |
15K06588
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 熊本高等専門学校 |
研究代表者 |
吉永 圭介 熊本高等専門学校, 生物化学システム工学科, 准教授 (30513238)
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研究分担者 |
橋口 周平 鹿児島大学, 理工学域工学系, 助教 (40295275)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | タンパク質のライブラリ化 / ライブラリ構築法 / モジュール構造を有するライブラリ / 非免疫グロブリンのライブラリ化 / ライブラリの性能評価 / ライブラリ構築 / ライブラリ構築手法 / 1段階導入 / モジュール構造に適した構築法 / 立体構造保持の確認 / 抗体提示の条件検討 / ライブラリ構築戦略の変更 / ベクターの改変 / 抗体提示の確認 / 構造保持の確認 |
研究成果の概要 |
通常の免疫グロブリンとは構造や抗原認識部位が異なる新規の抗体をロイシンリッチリピート骨格をもとに設計し、そのライブラリ構築をおこなった。抗体医薬やバイオ医薬品の探索候補となるライブラリの作製において、新たな作製手法を考案しその有用性をライブラリの作製とその性状評価により検証した。本法は複数の変異導入モジュールを1段階で導入する方法であり、操作の容易さ、ライブラリの質の維持しやすさの面から、とくにモジュール構造が繰り返されたタンパク質のライブラリ化に適している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、モジュール構造が繰り返されたタンパク質のライブラリ作製に適した方法を考案、検証した。変異導入モジュールを逐次多段階で導入する方法でみられた、操作の煩雑さ、ライブラリの質の劣化という問題を解決する新たな手法を考案し、実証した点で学術的意義は大きい。また本法は新たな抗体医薬、バイオ医薬の探索、発見に貢献できることから社会的意義も大きい。
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