研究課題/領域番号 |
15K06592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
鈴木 祥夫 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (60321907)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 蛍光 / センサー / 分子プローブ / 神経伝達物質 / 分子設計 |
研究成果の概要 |
神経伝達物質として知られているドーパミンまたはオキシトシンを選択的に検出するための蛍光分子プローブの設計・合成および性能評価を行った。分子設計にあたり、ドーパミン認識部位として遷移金属イオンから成る錯体、オキシトシン認識部位として24のアミノ酸残基から構成されるペプチドを用いた。これらの分子を用いることにより、上記神経伝達物質の高感度かつ高選択的な検出が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、開発した分析試薬を用いることにより、これまで計測が困難であった神経伝達物質の高感度かつ高選択的検出が可能になったという分析化学分野の発展に繋がる学術的に意義のある成果である。さらに、神経伝達物質の動的挙動をリアルタイムで計測出来る技術にも繋がり、現在根本的な治療法が確立していない神経変性疾患に対する理解が深まる可能性を秘めている。
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