研究課題
基盤研究(C)
磁化プラズマの巨視的運動を記述する磁気流体力学的(MHD)モデルについて,これまで計算不可能だった定常状態の計算を可能にする新しい計算法(疑似アニーリング)を開発した.本研究課題では,低ベータ簡約化MHDに疑似アニーリングを適用し,円柱プラズマの内部に磁気島があったりヘリカル変形した定常状態が,系のエネルギー極小状態として求められることをシミュレーションで実証した.さらに,高ベータ簡約化MHDに拡張し,トロイダルプラズマの定常状態計算にも成功した.また本研究を通じ,ハミルトン系の先進的な数値計算法が必要となり,荷電粒子の運動も含め支配方程式のハミルトン構造を保持した数値計算法の開発も行った.
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (30件) (うち国際学会 7件、 招待講演 2件)
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