研究課題/領域番号 |
15K06665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
松浦 治明 東京都市大学, 工学部, 准教授 (70262326)
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研究分担者 |
佐藤 修彰 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (70154078)
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連携研究者 |
上原 章寛 京都大学, 原子炉実験所, 助教 (30402952)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 燃料デブリ / フッ化 / 溶融塩電解 / ウラン / ジルコニウム / 熱重量測定 / 固溶体 / 不均化 / 溶融塩 / 溶解 / 電解 / フッ化物 / 塩化物 / 選択フッ化 / 酸化ウラン / 酸化ジルコニウム |
研究成果の概要 |
福島第一原子力発電所事故により生成した燃料デブリの処理方法の一つとして、選択フッ化および溶融塩電解を組み合わせた乾式処理プロセスを構築すべく、それぞれのプロセス条件の最適化のために必要な基礎試験を実施した。選択フッ化はフッ化水素ガスを流しながら熱重量測定を実施し、還元雰囲気下で生成したデブリのフッ化速度が速いこと、選択溶解ではフッ化物浴とジルコニウム化合物の共存試験を実施し、低温ではフッ化ジルコニウムでも溶解速度の遅いこと、また溶融塩電解では塩化物浴にもフッ化物は溶解しジルコニウムが電解可能となることが示された。以上によりウランを選択的に回収するためのプロセスデザインの指針が得られた。
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