研究課題/領域番号 |
15K06668
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
近藤 孝文 大阪大学, 産業科学研究所, 助教 (50336765)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 放射線化学 / パルスラジオリシス / 飽和炭化水素 / 電子輸送 / 薄膜 / 高分子 / ナノファブリケーション |
研究成果の概要 |
放射線による飽和炭化水素系高分子の結合切断の知見を得るために、パルスラジオリシス法を用いて、種々のアルカンの放射線化学初期過程を研究した。ドデカンのみならず、オクタン、ヘキサンにおいて、拡散律速と超高速なビフェニルラジカルアニオンの生成を観測した。この事は、アルカンの放射線化学初期過程において、一般的に超高速電子輸送が生じることを示唆している。高分子レジストをTHF溶液中で測定した結果、溶媒和電子収量の減少を観測した。また、高分子材料へ適用するために、薄膜パルスラジオリシスの開発を行った。水膜の場合にRF電子銃加速器で71um厚、大電荷量のLバンド加速器で7um厚の試料まで測定可能だった。
|