研究課題/領域番号 |
15K06670
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
大井 隆夫 上智大学, 理工学部, 教授 (90168849)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 燃料電池 / 水素同位体効果 / 酸素同位体効果 / 換算分配関数比 / 分子軌道計算 / 蒸気圧同位体効果 / 分離係数 / 同位体分離係数 |
研究成果の概要 |
燃料電池電極での水素・酸素同位体効果を観測した.反応水素と廃棄水素の分離係数として3程度が得られ,既報を確認した.温度効果は検出されなかった.カソードでの酸素同位体効果を世界で初めて観測した.廃棄酸素と反応酸素の分離係数は多くが1.023-1.031であり,温度依存性は観測されなかった. 白金表面をPt19で近似し,吸着した水素・酸素化学種の換算分配関数比の理論的評価を行った.隣接白金原子上の水素原子間の相互作用を評価し,酸素分子解離のためには水素化学種が必要であることを明らかとした.フルオロフォルムの蒸気圧同位体効果を解析し,隣接分子の水素―フッ素相互作用が温度依存であることを示した.
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