研究課題/領域番号 |
15K06674
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
熊谷 友多 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力基礎工学研究センター, 研究職 (70455294)
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連携研究者 |
木村 敦 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所・先端機能材料研究部, 主幹研究員 (60465979)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ゼオライト / 有機塩素化合物 / 放射線分解 / 吸着 / 芳香族塩素化合物 / 放射線利用 / 有機物分解 / 固相抽出 |
研究成果の概要 |
放射線を利用した水処理法の吸着剤併用による高度化を目指して、水溶性有機物の放射線分解に対するゼオライトによる固相抽出併用の効果を調べた。芳香族塩素化合物を水溶性の環境負荷物質のモデル物質として、各種ゼオライト共存下での放射線誘起反応を研究した。3種のゼオライトを比較した結果、Si/Al比率の高い疎水性ゼオライトの併用が効果的であることが分かった。疎水性のゼオライトは水溶液中の有機物の吸着に優れた性能を示し、有機物をその細孔構造の中に濃縮できることが分かった。これを利用して有機物をゼオライトの細孔内に濃縮してからガンマ線を照射することで、有機物の分解が高効率で進むことが明らかになった。
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