研究課題
基盤研究(C)
神経筋接合部(NMJ)とは、脊髄運動神経と骨格筋を結ぶシナプスである。未だNMJ形態形成、成熟に関わる因子の全容が明らかでなく、既知の因子の作用機序も十分に解明されていない。本研究では、NMJ形成に関わる増殖因子やその下流のシグナル伝達経路を明らかにするために研究を行い、Rspo2やFGF18に代表される分泌因子がNMJの機能に必要なMuSKの活性化やAChRの集積を制御し、最終的にNMJの成熟や維持に関わっていることを証明した。加えて、IGF、TGFbeta、hedgehogがNMJ形成に関与する可能性を示唆した。
NMJの増殖因子の機能を知ることで、神経シナプス形成における増殖因子の役割を知るための基盤となる知識を得られる。AChRなどNMJで機能する分子の先天的な遺伝子変異によってもたらされる先天性筋無力症候群の病態研究にもつながる。
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