研究課題
基盤研究(C)
脳の中には,神経細胞と共に脳を構成するグリア細胞が存在し,その数は脳の細胞の50%以上を占めると言われています。このグリア細胞が脳の働きにとって重要であることが最近注目されはじめています。我々は、自閉症に関連がある遺伝子「CD38」の異常によりアストロサイトとオリゴデンドロサイトというグリア細胞に発達の遅れが起こることを見いだしました。CD38遺伝子の欠損したマウスは社会性の異常を示すことから、その一因としてグリア細胞の発達異常が考えられます。本研究を発展させることにより,自閉症をはじめとした脳の発達障害の原因究明,診断・治療法の開発につながることが期待されます。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 4件、 査読あり 7件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 備考 (4件)
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http://med03.w3.kanazawa-u.ac.jp/
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