研究課題/領域番号 |
15K06856
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
福島 喜代康 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (00746620)
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研究分担者 |
久保 亨 長崎大学, 熱帯医学研究所, 客員研究員 (50444873)
永安 武 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (80284686)
松本 桂太郎 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 講師 (80404268)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 肺腺癌 / がん遺伝子 / 遺伝子変異 / メチル化 |
研究成果の概要 |
現在までに、家族性肺癌の原因遺伝子変異として確定しているものはない。我々は3 世代に渡り 24 名に肺癌の発生を認める、肺癌の常染色体優性遺伝形式が強く疑われる大家系を本邦で初めて見いだした。この家族性肺癌の病原遺伝子変異を同定するため、当家系内の肺癌患者3名と健常者6名のゲノムDNAのエクソーム解析を行い、17遺伝子変異を検出した。次いで、蛋白質機能予測データベースを用いた変異機能解析で、うち5つの遺伝子に病原遺伝子変異を認めた。 今後の研究でこれら5遺伝子が癌原因遺伝子であることが実証できれば、肺腺癌発症のメカニズム解明につながり、新たな分子診断法や治療薬の創薬が可能になると期待される。
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