研究課題/領域番号 |
15K06871
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 公益財団法人川崎市産業振興財団(ナノ医療イノベーションセンター) |
研究代表者 |
藤 加珠子 公益財団法人川崎市産業振興財団(ナノ医療イノベーションセンター), ナノ医療イノベーションセンター, 研究員 (90342732)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 腫瘍深部イメージング / ドラッグデリバリーシステム |
研究成果の概要 |
腫瘍の不均一性は治療の困難をもたらす。特に血管から離れた低酸素領域では薬剤が到達しにくく、再発の原因となっている。本研究ではドラッグデリバリーシステムを用いて腫瘍の深部まで到達するキャリアの開発を目的とした。すい臓がん皮下腫瘍モデルを作成後に、多光子顕微鏡を用いて種々のDDSキャリアの腫瘍深部への集積性を比較した。間質の多いすい臓がん細胞BxCP3の皮下腫瘍モデルにおいて、ポリエチレングリコールとポリアミノ酸のブロック共重合体と核酸の自己組織化で形成されるポリイオンコンプレックスが最もsiRNAを腫瘍に送達することがわかった。さらにポリマー構造の最適化により腫瘍集積性が1.8倍向上した。
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