研究課題/領域番号 |
15K06946
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
大重 真彦 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (00451716)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | DNA / DNA複製 / 高次構造 / 超らせん / SV40 / 1分子観察 / 1分子解析 / 複製起点 / 複製開始 / DNAポリメラーゼ / DNA合成反応 / T4 DNAリガーゼ / 1分子計測 / 分子計測 / 分子操作 / 可視化技術 / 酵素反応 |
研究成果の概要 |
負の超らせん状態下でのSV40ラージT抗原 (SV40複製開始とDNAヘリカーゼの機能を合わせ持つ複製因子) によるDNA鎖巻き戻し反応の直接観察を試みた。実験の結果、SV40ラージT抗原によってSV40複製起点から複製が開始され、巻き戻されたDNAの1本鎖領域を直接観察できること、負の超らせん密度の増加がSV40oriからのDNA複製反応の開始の効率を上昇させること、さらに、引き続くSV40ラージT抗原によるDNA鎖巻き戻し反応促進することを明らかにした。これらの結果から、負の超らせんがDNA複製開始の制御に重要な役割を果たしている可能性があることを示すことに成功した。
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