研究課題/領域番号 |
15K06961
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
米沢 直人 千葉大学, 大学院理学研究院, 准教授 (80212314)
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研究分担者 |
柳田 光昭 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80365569)
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連携研究者 |
田之倉 優 東京大学, 農学生命科学研究科, 特任教授 (60136786)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 糖タンパク質 / 受精 / 透明帯 / Sf9細胞 / タンパク質複合体 / バキュロウイルス |
研究成果の概要 |
ウシ卵外被は3種類の糖タンパク質ZP2, ZP3, ZP4から成るスポンジ状物体である。ZP3の中央付近ヒンジ領域内Trp-156からArg-160の領域がZP4との複合体形成に関わることを見出した。さらに、その近傍のAsn-146に付加するN結合型糖鎖が複合体の精子結合能に関わることを見出した。競合阻害法では各糖タンパク質単独では阻害活性を示さず、ZP3/ZP4複合体のみが阻害活性を示すが、新しく開発した直接結合法によりZP4が単独で精子結合活性を示すことが判明した。この活性には糖鎖は必要なく、ウシ卵外被の精子結合部位は糖鎖だけではなくタンパク質骨格にも存在することが示唆された。
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