研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、種々の生化学的な現象に関わる基本的観点から、熱力学的および構造学的な炭水化物の相互作用の基盤を明確にすることである。糖を含む界面活性剤を用いて、可逆的かつ定量的な巻き戻しにより、膜貫通蛋白質を可溶化できることを世界で初めて原子レベルで実証した。脂質結合モジュールを用いて、膜孔形成毒素FraCへの炭水化物の結合を世界で初めて原子レベルで実証した。比較的特異性が低いHIV-1中和抗体による糖タンパク質エンベロープの認識機構を原子レベルで解明した。IgGのFc領域に結合した糖鎖末端のガラクトースは、IgGのエフェクター機能を調節することを見出した。
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すべて 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 15件、 査読あり 15件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 9件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 5件、 招待講演 7件) 備考 (2件)
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