研究課題/領域番号 |
15K06969
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大木 出 京都大学, 化学研究所, 特定研究員 (80418574)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 立体構造解析 / 植物ホルモン / 花成 / フロリゲン / 構造生物学 / 育種 / ホルモン受容体 |
研究成果の概要 |
植物において、花が咲く時期を決定しているのが開花ホルモンであるフロリゲンである。これまで我々はフロリゲンの受容体を発見し、核内で「フロリゲン活性化複合体」と呼ばれる開花促進複合体を形成することを明らかにしてきた (Taoka, Ohki, Tsuji et al. Nature 2011)。本研究では、さらに栄養成長期に開花の抑制を行っているアンチフロリゲンの解析を行い、受容体上で「フロリゲン抑制複合体」を形成する事を明らかにした。受容体上でのフロリゲンとアンチフロリゲンの拮抗的な結合、及び二つの複合体の量的バランスが開花促進・抑制の切り替えを行っているという新たな制御モデルを提唱した。
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