研究課題/領域番号 |
15K06978
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
小橋川 敬博 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 准教授 (90455600)
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研究分担者 |
森岡 弘志 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 教授 (20230097)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | チロシンキナーゼ / 阻害剤 / 耐性変異体 / 相互作用 / ゲートキーパー変異体 / 阻害剤耐性変異体 |
研究成果の概要 |
受容体型チロシンキナーゼの1種であるFGFR1は種々のがんに関わっており、重要な創薬標的となっている。本研究課題ではFGFR1のがん変異体、その中でも特に抗がん剤耐性変異体に着目し、阻害剤との相互作用の物理化学的解析に基づき、阻害剤耐性機構の解明を試みた。2種類の薬剤耐性変異体について解析を行い、N546K変異体は基質であるATPに対する親和性を向上させることで耐性を獲得しており、V561M変異体は変異部位周辺の立体障害と変異に伴う構造変化により生じる立体障害が耐性に関わることを明らかにした。
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