研究課題/領域番号 |
15K06981
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
井原 義人 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (70263241)
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研究分担者 |
井内 陽子 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (20316087)
池崎 みどり 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (40549747)
南方 志帆 和歌山県立医科大学, 医学部, 特別研究員 (90508574)
眞鍋 史乃 国立研究開発法人理化学研究所, 伊藤細胞制御化学研究室, 専任研究員 (60300901)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 糖タンパク質 / C-マンノシル化 / 細胞接着分子 / E-カドヘリン |
研究成果の概要 |
C-マンノシル(C-Man)化は、タンパク質中のトリプトファン特異的な糖修飾である。我々は化学合成C-Man化ペプチド(C-Man-Trp-Ser-Pro-Trp)が上皮系A549細胞のアドヘレンス-ジャンクション形成を抑制することを見出した。C-Man化ペプチド存在下ではE-カドヘリンの細胞内分解が促進された。C-Man化ペプチドはE-カドヘリンと直接作用せず、α-アクチニン-4やミオシン-1Cへの作用を介して、E-カドヘリンとβ-カテニンの複合体形成を阻害することが考えられた。本研究はC-Man化ペプチドが生理活性糖ペプチドとして上皮細胞接着の新たな制御機構に関与することを明らかにした。
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