研究課題/領域番号 |
15K07017
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター (2016-2017) 久留米大学 (2015) |
研究代表者 |
伊藤 政之 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 病態生化学研究部, 科研費研究員 (20442535)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | HCNチャネル / パルミトイル化 / 翻訳後修飾 / KCNHチャネル / イオンチャネル / ZDHHCタンパク質 |
研究成果の概要 |
本研究により神経や心ペースメーカー細胞において自発発火特性の制御を担う過分極誘発陽イオンチャネル(HCNチャネル)であるHCN1,HCN2,HCN4が実際にパルミトイル化を受けていることが明らかになった。HCN1,HCN2ついてはパルミトイル化する責任酵素(Zdhhcタンパク質)の同定も行った。特にHCN2についてはZdhhc3,Zdhhc7が細胞膜への移行には関与せず、既に細胞膜上に存在するチャネルの活性を調節している可能性を示唆する結果を得た。また、KCNHチャネルファミリーのKv10.1,Kv11.1,Kv12.2の3種のイオンチャネルがパルミトイル化を受けていることを明らかにした。
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