研究課題/領域番号 |
15K07024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
鎌足 雄司 岐阜大学, 生命科学総合研究支援センター, 助教 (70342772)
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研究分担者 |
織田 昌幸 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (20318231)
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連携研究者 |
桑田 一夫 岐阜大学, 連合創薬医療情報研究科, 教授 (00170142)
石黒 直隆 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (00109521)
赤坂 一之 近畿大学, 先端技術総合研究所, 教授 (50025368)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | タンパク質 / 抗体 / 抗原認識機構 / 揺らぎ / 準安定状態 / NMR |
研究成果の概要 |
我々は、多くの免疫学の教科書に載っている「一つの抗体は一つの抗原を認識する」という概念から外れ、「複数の抗原を特異的に認識する」ことのできる抗体G2を発見している。本研究の目的は、このG2の抗原認識機構を解明することである。本研究により、タンパク質の構造揺らぎが異なる3つの準安定構造を可能とし、それぞれが異なる抗原を認識することで複数の抗原を特異的に認識することが可能となっていることを明らかにした。本研究のさらなる発展は、抗体の抗原認識の概念の拡張、蛋白質の分子進化の理解、さらには、二つの経路を同時に阻害しするという新規抗体医療創出に繋がる可能性がある。
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