研究課題/領域番号 |
15K07032
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
若林 健之 帝京大学, 理工学部, 教授 (90011717)
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研究協力者 |
五味渕 由貴 帝京大学, 理工学部, 研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アクチン / トロポニン / トロポミオシン / カルシウム / 筋収縮制御 / クライオ電子顕微鏡 / 筋肉収縮制御 / 収縮制御 / 重合機構 / 三次元再構成 / カルシウム制御 / 筋肉収縮 / 家族性ヒト心筋症 |
研究成果の概要 |
骨格筋・心筋の収縮は、細胞内カルシウム濃度がマイクロモル未満の条件下では抑制され、トロポニンへのカルシウムの結合によって収縮がもたらされる。制御はカルシウムのシグナルが、トロポニン→トロポミオシン→アクチンと伝達され、ミオシンがアクチンと結合出来るようになる。低カルシウム濃度での収縮抑制の構造的基盤を得るために、アクチン・トロポミオシン・トロポニン複合体のクライオ電子顕微鏡写真を数千枚収集し,その一部から約1万個の粒子像を解析し、二次元平均像としての分解能が約 5Å に達しており、三次元像では構造の主体であるアクチンのらせん構造の他にトロポミオシン・トロポニンに対応する密度が観察できた。
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