研究課題/領域番号 |
15K07037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
米澤 康滋 近畿大学, 先端技術総合研究所, 教授 (40248753)
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研究分担者 |
鷹野 優 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (30403017)
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連携研究者 |
中川 敦史 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (20188890)
岡村 康司 大阪大学, 医学研究科, 教授 (80201987)
竹下 浩平 大阪大学, 蛋白質研究所, 特任助教 (80346808)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 生体膜間物質輸送 / 分子動力学シミュレーション / プロトン透過 / 膜輸送機構 / 膜タンパク質 / 分子シミュレーション / 膜蛋白質 |
研究成果の概要 |
細胞膜間物質輸送の分子機構を解明する為に、VSOP の系を全原子モデルでMD 計算しVSOP のopen 構造とclosed 構造を構築し解析した。その結果、open構造ではS4へリックスに特有なARG残基が様々なコンフォメーションでS3及びS1のGLU残基と塩橋対をなしてプロトン移動パスを構成することを示唆する結果を得る事ができた。これに加えて、closed構造では実験で報告された塩橋ペアとは異なるARGとGLUの塩橋対で構造を安定化して全く水分子を透過させない構造を得る事ができた。VSOPの電位依存的ゲーティング分子機構についての検証研究をこの結果を基に進めてゆく予定である.
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