研究課題
基盤研究(C)
ミオシンは細胞内でアクチン細胞骨格に収縮力をもたらす。近年、ミオシン収縮力がアクチン線維寿命を調節する可能性が示唆されているが、力がアクチン線維の安定化または寿命短縮のどちらに作用するか、相反する結果が報告されており不明瞭であった。本研究ではこの問題を検証するため、蛍光単分子スペックル顕微鏡法を用いてアクチン動態解析を行った。ミオシン阻害剤ブレビスタチン添加前後のアクチン線維寿命を明らかにするため、連続的な時系列データより秒単位での線維寿命解析を行った。その結果、培養細胞ではミオシン阻害により線維寿命が短縮したことから、ミオシン活性はアクチン線維を安定化することを高い確度をもって明らかにした。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)
Proc. Natl. Acad. Sci. USA
巻: 印刷中
Sensors
巻: 17 号: 7 ページ: 1545-1545
10.3390/s17071545
120006364080
巻: 17 号: 7 ページ: 1585-1585
10.3390/s17071585
120006364081
Cytoskeleton
巻: 74 号: 12 ページ: 490-503
10.1002/cm.21389