研究課題/領域番号 |
15K07050
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
佐藤 明子 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (30529037)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 側底面 / 極性輸送 / ショウジョウバエ / 視細胞 / Na+K+ATPase / トランスゴルジ網 / 側底面膜 / 出芽 / ポストゴルジ輸送 / Rab10 / Crag |
研究成果の概要 |
多細胞生物の体を構成する細胞の多くは極性を持っている。このような細胞構造を作成し維持するためには膜タンパク質を選別して適切な細胞膜ドメイン(極)へと送る輸送(極性輸送)が必要だが、その分子機構はよく分かっていない。側底面膜への極性輸送については哺乳類上皮細胞を用いた解析からAP1, クラスリンが関与することが分かっていた。本研究では、明瞭に分極化したショウジョウバエ視細胞を用いて、AP1,クラスリンに加えてCrag, Rab10, Ehbp1が側底面膜への輸送されるNa+K+ATPaseのトランスゴルジ網からの出芽に必要であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多細胞生物の体を構成する細胞の多くは極性を持っている。このような細胞構造を作成し維持するためには膜タンパク質を選別して適切な細胞膜ドメイン(極)へと送る輸送(極性輸送)が必要だが、その分子機構はよく分かっていない。側底面膜への極性輸送については哺乳類上皮細胞を用いた解析からAP1, クラスリンが関与することが分かっていた。本研究では、明瞭に分極化したショウジョウバエ視細胞を用いて、AP1,クラスリンに加えてCrag, Rab10, Ehbp1が側底面膜への輸送されるNa+K+ATPaseのトランスゴルジ網からの出芽に必要であることを示した。
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