研究課題
基盤研究(C)
繊毛虫テトラヒメナには、1つの細胞中に大核(栄養核)と小核(生殖核)という機能と構造の異なる2つの核が存在する。我々は、大小核の核膜孔複合体の構造を研究し、膜貫通型の核膜孔タンパク質として、大核特異的なPom121と小核特異的なPom82が存在することを発見した。これらの核特異的な膜貫通型核膜孔タンパク質の分子機能を検討した。Pom121については大核分化過程での明確な役割を見出せなかった。一方、Pom82については栄養増殖細胞中での小核の位置決めに必須であることが分かった。この発見は、核の位置決めに核膜孔タンパク質が関与することを初めて明らかにしたものである。
すべて 2018 2017 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 3件、 査読あり 10件、 オープンアクセス 9件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件) 備考 (2件)
Current Biology
巻: 28 号: 5 ページ: 697-710
10.1016/j.cub.2018.01.047
Genes to Cells
巻: 印刷中 号: 7 ページ: 568-579
10.1111/gtc.12602
Commun Integrat Biol
巻: 11 号: 1 ページ: 1-4
10.1080/19420889.2017.1384890
J Cell Sci.
巻: 印刷中 号: 10 ページ: 1822-1834
10.1242/jcs.199398
Molecular Biology of the Cell
巻: - 号: 11 ページ: 1551-1564
10.1091/mbc.e17-01-0018
Journal of Biochemistry
巻: 161-1 号: 6 ページ: 471-477
10.1093/jb/mvx020
Microscopy
巻: 65-4 号: 4 ページ: 296-308
10.1093/jmicro/dfw024
Current Opinion in Cell Biology
巻: 40 ページ: 66-73
10.1016/j.ceb.2016.02.019
FEBS Open Bio
巻: 5 号: 1 ページ: 508-514
10.1016/j.fob.2015.06.004
Communicative and Integrative Biology
巻: 8 号: 4 ページ: e1056950-e1056950
10.1080/19420889.2015.1056950
http://www2.nict.go.jp/frontier/seibutsu/CellMagic/
http://www2.nict.go.jp/advanced_ict/bio/w131103/CellMagic/index.html