研究課題/領域番号 |
15K07118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
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研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
星野 敦 基礎生物学研究所, 多様性生物学研究室, 助教 (80312205)
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研究協力者 |
榊原 康文
Jayakumar Vasanthan
長岐 清孝
森田 裕将
仁田坂 英二
伊藤 多世
中村 涼子
竹内 友世
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | エピジェネティクス / 植物 / クロマチン / DNAのメチル化 / アサガオ / ヒストン / トランスポゾン |
研究成果の概要 |
花の模様は、花の色を決める遺伝子のはたらきが花弁の一部で抑制されることにより現れることがある。この抑制にかかわる仕組みの1つに「エピジェネティクス」がある。ソライロアサガオの刷毛目絞(はけめしぼり)という模様をつくり出す遺伝子のエピジェネティックな抑制は、DNAのメチル化によるDNAとタンパク質の結合阻害が実体であった。さらにDNAのメチル化は、アサガオの刷毛目絞が世代を超えて遺伝することにも関わることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
エピジェネティクスは遺伝子のはたらきを調節する仕組みで、生物や細胞に個性と多様性を与えている。アサガオの刷毛目絞は、エピジェネティクスの変動が模様としてあらわれるユニークな材料である。その特性を活かして、エピジェネティクスの主要な役者であるDNAのメチル化が遺伝子を抑制し、世代を越えた遺伝にかわるメカニズムに迫ることができた。エピジェネティクスや花の模様の明快なモデルになることが期待される。
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