研究課題/領域番号 |
15K07130
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
武智 克彰 熊本大学, 大学院先端科学研究部(理), 准教授 (70515501)
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研究分担者 |
高野 博嘉 熊本大学, 大学院先端科学研究部(理), 教授 (70242104)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 葉緑体 / 植物進化 / ペプチドグリカン / ヒメツリガネゴケ / カラマツ / MurE遺伝子 / 遺伝子相補解析 / 裸子植物 |
研究成果の概要 |
細菌のペプチドグリカン(PG)合成遺伝子群の中で、MurE相同遺伝子は全ての陸上植物に保存され、葉緑体分裂と葉緑体分化に機能していた。これまで陸上植物の進化において、シダ植物から種子植物が登場する過程で、葉緑体分裂から葉緑体分化へと機能分化したと予測されていたが、ヒメツリガネゴケや裸子植物を用いた研究で、葉緑体分化型のMurEは少なくともコケ植物が分岐した時点で既に登場し、葉緑体分裂型MurEも裸子植物まで存在している可能性が推測された。また葉緑体分裂型MurEと葉緑体分化型MurEの機能に重要な変異箇所を絞ることができた。
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