研究課題/領域番号 |
15K07165
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
渡辺 絵理子 山形大学, 学士課程基盤教育機構, 准教授 (20337405)
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研究分担者 |
渡邉 明彦 山形大学, 理学部, 教授 (30250913)
越智 陽城 山形大学, 医学部, 准教授 (00505787)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 体内受精 / ゲノム編集 / 機能進化 / 輸卵管 / 精子運動 / 両生類 / 精子運動開始因子 / CRISPER/CAS9 |
研究成果の概要 |
ゲノム編集技術により、体内受精の鍵となる精子運動開始因子(SMIS)の、システインノット(CK)構造に関わる領域を欠損した遺伝子改変アカハライモリを作成し、SMISが合成される輸卵管の分泌物のウェスタンブロット解析により、活性に関わるSMISの重合状態等にCK構造が重要であることが示唆された。また、RNAseqによりシリケンイモリとトウホクサンショウウオのSMIS遺伝子の全塩基配列と部分配列をそれぞれ同定し、CK構造が保存されていることが示唆された。さらに、ウェスタンブロット解析により、樹上受精種の一部でSMISに分子量変化を伴う差異が認められ、異なる受精環境への適応との関連性が推察された。
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