研究課題/領域番号 |
15K07189
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
和多田 正義 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 教授 (00210881)
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研究分担者 |
陰山 大輔 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門, 上級研究員 (60401212)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ショウジョウバエ / 性比異常 / RNAウイルス / ボルバキア / インジュクション / 性比異常現象 / ウイルス / 形質転換 / インジェクション |
研究成果の概要 |
我々はヤマカオジロショウジョウバエ(Drosophila biauraria)において、北海道から採集した複数の系統では子供が全て雌になる性比異常象を示すことを発見した。PCR実験、テトラサイクリン処理、RNA-seqによる解析等から、D. biaurariaにおける性比異常現象の要因は、RNAウイルスとボルバキアが候補であること明らかになった。また、RNAウイルスによる雄殺しの系統では、未交尾の雌でも産卵が活発であり、RNAウイルスの作用は雄殺しだけでなく、産卵数の増加にまで影響を与えることが明らかになった。一方、ボルバキアによる全オス系統では、産卵数に与える特別な影響は見られなかった。
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