研究課題/領域番号 |
15K07190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
丸山 宗利 九州大学, 総合研究博物館, 准教授 (80512186)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アフリカ / 東南アジア / 南アメリカ / カリブ海 / 適応放散 / 亜社会性 / 形態進化 / ツノゼミ / ドミニカ共和国 / ハタザオツノゼミ / ケニア / タイ / 系統 / DNA / Centrotinae / Centrotini / 採集調査 / 中米 / 南米 / ツノゼミ亜科 / ハタザオツノゼミ族 |
研究成果の概要 |
5年間をかけてアフリカや東南アジア、南アメリカ、カリブ海の島を訪れ、ツノゼミの採集を行った。主たる研究材料であるCentrotinae亜科の主要な族と属の標本を採集することができ、世界的に重要な研究材料を集積することができた。アジアを中心としたツノゼミの多様性と生態進化の全貌を今後明らかにしていくため、DNAの抽出とシーケンスも進めることができた。今後、タイプ標本の調査やさらなるDNA解析を行う予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ツノゼミはもっとも形態的に多様な昆虫の分類群の一つで、その進化の研究はほとんど行われていないばかりが、分類学的研究も十分に進んでいない。本研究では、アジアのツノゼミを研究対象とし、その分類学的な解明を行うとともに、形態的な進化や亜社会性の進化を研究することも目的として調査を行ってきた。もっとも奇抜で多様なツノゼミを扱った本研究により、昆虫の多様化の一例を示し、形態進化に関する深い理解の一助としたい。
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