研究課題/領域番号 |
15K07197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 文教大学 |
研究代表者 |
出井 雅彦 文教大学, 教育学部, 教授 (60143624)
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研究分担者 |
長田 敬五 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 教授 (10147829)
佐藤 晋也 福井県立大学, 海洋生物資源学部, 講師 (80709163)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 珪藻 / シリカ / 形態形成 / 新奇構造体 / 遺伝子 / Hydrosera / 鱗片 / ゲノム / トランスクリプトーム / ミトコンドリア / 葉緑体 / 殻形成 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,Hydrosera属珪藻に特異な新奇シリカ構造体の形成過程,及びそれらに関連する遺伝子の解明である。亜熱帯の島々から試料を採集し,培養株を確立した。その中から,形態の異なる33-06株 と AH-10株の2株をを用いた。透過電子顕微鏡による観察から,新奇構造体は細胞内で同時多発的に細胞膜直下の嚢状膜中で形成されることが明らかになった。これらは,数μmの小さなリングから始まり,放射状に成長し,円盤状構造になった。 関連する遺伝子の解析のため,上述2株の全ゲノム及びトランスクリプトームを得,葉緑体及びミトコンドリアの全長配列を決定することができた。
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