研究課題/領域番号 |
15K07200
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
|
研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
今市 涼子 日本女子大学, 理学部, 研究員 (60112752)
|
研究分担者 |
海老原 淳 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 研究主幹 (20435738)
辻田 有紀 佐賀大学, 農学部, 准教授 (80522523)
藤浪 理恵子 日本女子大学, 理学部, 研究員 (40580725)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | シダ植物 / 配偶体 / 菌根菌 / アーバスキュラー菌 / 共生 / 進化 / ハビタット / AM菌 / 形態 / 着生 |
研究成果の概要 |
シダ植物の心臓形配偶体の多くはアーバスキュラー(AM)菌を感染させている。その菌感染率は配偶体のハビタットと関連し、地上生が高いのに対して、岩上、樹上着生は感染率0%を示す。実験的に、十分量のAM菌接種区と非接種区を作り、シダ胞子とAM菌の共培養を行った。配偶体種は3群に分けられた。(1)菌が必ず感染し、顕著なサイズ差(10倍)が生じる種、(2)菌が感染し、接種区の配偶体が有意に大きくなるが、サイズ差が小さい(1.5倍)種と、サイズに有意差が生じない種、(3)菌が全く感染しない種。(1)はAM菌への栄養依存度が高いが、(2)は栄養依存度が低く、(3)は菌感染を防ぐ機構をもつと考えられる。
|