研究課題/領域番号 |
15K07216
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
石井 博 富山大学, 大学院理工学研究部(理学), 教授 (90463885)
|
連携研究者 |
工藤 岳 北海道大学, 地球環境科学研究院, 准教授 (30221930)
丑丸 敦史 神戸大学, 大学院人間発達環境学研究科, 教授 (70399327)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 双翅目 / 送粉者 / ポリネーター / 群集 / 花形質 / 花色 / 開花フェノロジー / ハエ目 / アビスコ国立公園 / スウェーデン / 高山 / 選好性 |
研究成果の概要 |
双翅目ポリネーターの割合が異なる植物群集間で、花形質の組成を比較した。その結果、翅目ポリネーターの割合が多く、結果としてポリネーターの多様性が小さい地域ほど、植物群集における花形質の多様性も低くなる傾向が見出された。一方、ポリネーターの体表花粉及び柱頭付着花粉の分析からは、双翅目ポリネーターに受粉を依存している植物種であっても、膜翅目ポリネーターに受粉を依存している植物種とほぼ同等に、同種植物種の花粉を受け取っていることが示された。また、双翅目訪花者にも色の好みが存在し、それが種類ごとに異なることがわかった。これらの結果は、双翅目ポリネーターの送粉機能が高いことを示唆するものであった。
|