研究課題/領域番号 |
15K07240
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然人類学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
佐藤 丈寛 金沢大学, 医学系, 助教 (10558026)
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研究分担者 |
Hudson Mark ふじのくに地球環境史ミュージアム, 学芸課, 教授 (20284052)
覚張 隆史 金沢大学, 国際文化資源学研究センター, 特任助教 (70749530)
深瀬 均 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00582115)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 古代DNA / 古代DNA分析 / 古人骨 |
研究成果の概要 |
日本人の起源を探るには先史時代人骨からゲノム情報を取得し、集団の遺伝的特徴の時間変化を知ることが重要である。本研究では、日本列島の中で古人骨ゲノムデータが不足している関西から琉球列島にかけての遺跡から出土した古人骨について、ゲノム解析に耐えうるDNAの保存状態を有している試料の選別を試みた。 古人骨からDNAを抽出するためには数百mgの骨粉が必要となるが、そのような試料の大きな破壊を伴わずにDNAの保存状態を推測するため、まずアスパラギン酸のラセミ化率を測定した。ラセミ化率が良好な値を示した試料のみからDNAを抽出することで、試料の破壊を最小限に留めながら、スクリーニングを行うことができた。
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