研究課題/領域番号 |
15K07258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
遺伝育種科学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
小西 左江子 (杉田左江子) 香川大学, 農学部, 准教授 (10574634)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | イネ / 種子脱粒性 / 離層 / 栽培化 / 脱粒性 |
研究成果の概要 |
1. イネの栽培化において脱粒性の喪失の原因となった遺伝子の解析 これまでに作出した3つの脱粒性遺伝子qSH1,OSH15, sh4の相互作用を解析するための8種類の材料を用いて出穂直後から1週間毎に4週間後まで脱粒性の定量的な測定を行った。また詳細な形態観察を行い、3つの脱粒性遺伝子qSH1,OSH15, sh4の各遺伝子の離層形成および離層崩壊への関与を調べた。 2. イネの新規脱粒性遺伝子の探索 脱粒性の突然変異系統を用いて後代で表現型と遺伝子型調査を行った。同時に野生型との交配および世代促進を行いF2種子を得た。脱粒性の分離を調べた結果、表現型がおおよそ3:1に分離することが確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
イネは日本の主食であると同時に世界の人口の約半数が利用する重要な作物の1つである。種子脱粒性とは、穂から種子が落ちる性質のことである。本研究成果によって収穫時のロスを減らすことによって、収穫量を増やすことができれば、社会的意義は大きいと期待される。
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