研究課題
基盤研究(C)
キュウリゲノムDBからCyclin様遺伝子5種類とCDKs様遺伝子2種類を見い出した。Cyclin様遺伝子2つの発現は雄花に比べて雌花の蕾で強く、特にACASPで強かった。他の5種類の遺伝子については、雌花の蕾において、雌しべに比べてACASPで強い発現を示した。全ての遺伝子の発現量はEthephon処理後6時間以内に2-5倍に増加した。以上の結果から、7種類の細胞周期関連遺伝子は雌花において、雄しべの退化に関与する可能性が示唆された。キュウリの雌花において、ACASPでは細胞分裂活性が高いにも関わらず、細胞の成長が抑制され、結果的に退化するメカニズムを今後明らかにする必要がある。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)
Environment Control in Biology
巻: 55 号: 2 ページ: 105-112
10.2525/ecb.55.105
130005607977