研究課題/領域番号 |
15K07330
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
|
研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
上地 奈美 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 果樹茶業研究部門, 主任研究員 (40507597)
|
研究分担者 |
徳田 誠 佐賀大学, 農学部, 准教授 (60469848)
湯川 淳一 九州大学, 農学研究院, 名誉教授 (80041622)
|
連携研究者 |
松尾 和典 国立大学法人九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 助教 (90741281)
|
研究協力者 |
佐々木 正剛 公益社団法人福島県植物防疫協会飯坂試験地
キム ワンギュウ Korea University, Institute of Life Science and Natural Resources
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | タマバエ / 果樹害虫 / 寄主交代 / 分類 / 生態 / ブドウ / タマバエ科 / Asphondylia / 栽培ブドウ / バーコーディング / 生活史 / 寄主範囲 / ブドウミタマバエ / ブルーベリータマバエ / ブドウトックリタマバエ / 種の同定 / 越冬場所 / 野生寄主 |
研究成果の概要 |
果樹を加害する害虫タマバエ種や近縁種(ブルーベリータマバエ、ダイズサヤタマバエ、トウガラシサヤタマバエ等)に関して、発育温度や有効積算温量といった発育特性の解明、分子解析や生態調査に基づく生活史の調査や、種の同定をおこなった。とくに、福島県で新規発生したブドウミタマバエに関して野外調査ならびに分子解析を行い、本種は福島県の複数地点で発生しており、8品種が加害されることを確認した。また、ブドウの開花期に雌成虫が飛来して幼果に産卵することが分かった。そして、1個体ではあるが、ブドウの幼果に飛来した雌成虫を捕獲できた。未知の寄主植物種を解明するため、雌成虫の体内に残存する植物DNAを解析中である。
|