研究課題/領域番号 |
15K07334
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
笠井 光治 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (80517938)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 膜輸送体 / 極性局在 / ホウ酸トランスポーター / 栄養輸送体 / 極性 / BOR1 / Laser-ablation-ICP-MS / laser-ablation-ICP-MS / PCR2 |
研究成果の概要 |
シロイヌナズナのホウ酸トランスポーターBOR1は根の細胞の細胞膜において内向きの極性をもって局在しており、その極性は植物の必須栄養素であるホウ素を土壌から植物地上部へ効率的に送るのに有効である。本研究ではBOR1の内向き極性を決める遺伝子配列領域をホウ素輸送体以外の栄養輸送体に導入し利用することを目的とした。重金属輸送体であるPCR2遺伝子に内向き極性を決める遺伝子配列領域として同定したBOR1のC末端細胞内領域の配列を融合したところ、PCR2は内向きの極性を示すようになった。この結果はBOR1のC末端領域配列が、様々な膜輸送体に極性を付与するシグナル配列として利用できる可能性を示している。
|