研究課題/領域番号 |
15K07356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
池田 正人 信州大学, 学術研究院農学系, 教授 (00377649)
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研究分担者 |
竹野 誠記 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (30422702)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | コリネバクテリウム グルタミカム / ビオチン / ピメリン酸 / 脂肪酸 / コリネバクテリウム グルタミクカム / BioI |
研究成果の概要 |
我々は、ビオチン要求性微生物であるコリネ型細菌に異種細菌のbioFとbioIを導入することでビオチン要求性を解除でき、ビオチンを微量分泌するようになることを見出している。このビオチン生産菌を宿主とする脂肪酸経路の代謝工学で、ビオチンのデノボ合成に脂肪酸代謝が重要な役割を果たしていることを示した。この菌株でビオチンの前駆体ピメロイル-CoA直下の反応を遮断すると、糖からピメリン酸の分泌が起こること、さらに、脂肪酸代謝の増進がピメリン酸増産にも反映することを示した。以上の結果は、ビオチンの源流が脂肪酸合成経路であり、同経路からビオチン経路への炭素流束を、ピメリン酸を指標に評価できることを示す。
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