研究課題
基盤研究(C)
「バイオリファイナリー」の実現に向けて、その鍵を握る酵素糖化の効率を高めることを目標とし,セルラーゼの効率的な結晶性セルロース分解に関わる酵素反応メカニズムを解明することを試みた。具体的には放線菌由来のセルラーゼSaCel6Bの生化学実験、高速原子間力顕微鏡観察、タンパク質結晶構造解析を通じて、そのようなメカニズムの解明を試みた。実験や観察の結果、セルラーゼSaCel6Bの効率的な結晶性セルロース分解に関わるアミノ酸残基2つを見出し、これらの重要性を明らかにした。このようなアミノ酸残基の情報を元に、糖化効率の高いセルラーゼの発見や、糖化効率の高い新規セルラーゼの合成を試みることが可能となった。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件)
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