研究課題/領域番号 |
15K07411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物有機化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
村井 正俊 京都大学, 農学研究科, 助教 (80543925)
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連携研究者 |
山本 武範 徳島大学, 先端酵素学研究所, 講師 (80457324)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ユビキノン / ミトコンドリア / VDAC / 光親和性標識 / ケミカルバイオロジー / 膜透過性亢進 / クリックケミストリー |
研究成果の概要 |
ユビキノンに代表されるキノン類は呼吸鎖電子伝達系における電子伝達担体であるが、最近の研究では電子伝達には直接関与しないものの、ユビキノンを“補因子”として持つことで機能する「ユビキノン結合性タンパク質」の存在が幾つか示唆されている。ミトコンドリア外膜に存在する電位依存性アニオンチャンネル(VDAC)は、そうしたユビキノン結合性タンパク質の候補の一つであるが、両者の相互作用や生理的な意義をを明確に実証した例はこれまでになかった。代表者は、ユビキノンとVDACの相互作用を初めて直接的に実証し、ユビキノンがVDACに特異的に結合することで膜透過性亢進が制御されることを示した。
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