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乱れた食習慣による肝臓の炎症促進と機能不全:糖尿病・感染症への関与

研究課題

研究課題/領域番号 15K07425
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食品科学
研究機関相模女子大学 (2017-2018)
千葉大学 (2015-2016)

研究代表者

大荒田 素子  相模女子大学, 栄養科学部, 准教授 (40211784)

研究分担者 五ノ井 透  千葉大学, 真菌医学研究センター, 教授 (30134365)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード食品添加物 / かんすい / 亜硝酸塩 / 腎臓 / 脾臓 / 炎症関連遺伝子 / 食習慣 / まとめ食い / インスタント食品 / 炎症 / 腎機能 / 絶食
研究成果の概要

インスタント食品や加工食品には様々な添加物が使用されているが、生体への影響については意見がわかれている。そこで食品添加物の健康影響について新たな知見を得ることを試みた。中華麺に添加されるかんすいを長期間摂取したマウスで摂餌量が減少し、体重増加が抑制された。腎臓および脾臓で、がん原遺伝子やストレス応答遺伝子、腎臓・尿関連たんぱく質遺伝子、炎症関連遺伝子の発現量が増加した。また亜硝酸ナトリウム(加工肉の発色剤)を摂取したマウスの脾臓で、炎症関連遺伝子の発現量が顕著に変動した。これらの食品に含まれる食塩や油脂に加えて添加物も腎臓や脾臓の遺伝子発現の変動を介して生活習慣病に関与している可能性がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現代人の乱れた食生活は、生活習慣病の大きな要因である。現代の食生活の特徴として、朝食抜きや過食、偏食などと共に、インスタント食品や加工食品の多用があげられる。これらの食品には、過剰な塩分や油分に加え、実に様々な食品添加物が含まれている。現在、日本では1,500種類以上の食品添加物の使用が許可されている。添加物は食品衛生法にしたがって安全性の評価がおこなわれているが、種類の多さや使用頻度の増加を考えると、添加物の健康影響についてはさらに検討が必要であると考える。研究途中ではあるが今回の結果はそれを裏付けるものとなった。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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